55の夜

誰にも縛られたくないと 逃げ込んだこの夜に 自由になれた気がした55の夜

創世記  

ノアが六百一歳のとき、最初の月の一日に、

地上の水は乾いた。

ノアは方舟の覆いを取り外して眺めた。

見よ、地の面は乾いていた。