56の夜

誰にも縛られたくないと 逃げ込んだこの夜に 自由になれた気がした55の夜

サン=テグジュベリ 

人生で必要なのは、前に進む力だけだ。

和泉式部  

春霞 立つや遅きと 山河の 岩間をくぐる 音聞こゆなり

坂井泉水  

今すぐ飛んでゆきたいけど すべてを捨てて 行けない私がいる

三島由紀夫 

全身に自分の歴史と伝統が 籠っているという気持ちを待たなければ、 今日の仕事に完全な成熟というものを 信じられないのではなかろうか。

ショーペンハウアー  

善良で慎みある穏やかな性質の人は、 貧しい環境にいても幸せになれるが、 意地悪な性格の人間は、 たとえ世界金持ちであったとしても、 みじめな気持ちから抜け出せない。

尾崎豊 

カレンダーに印をつけた。過ぎた日に×をつけた。 つけ方が気に入らなくて、カレンダーごとゴミ箱に放り込んだ。 放り込むと、その放り込まれた形が気になったけど、 気にしないようにした。

福沢諭吉  

猿に見せるつもりで書け。 俺などはいつも猿に見せるつもりで書いているが、 世の中はそれでちょうどいいのだ。

聖書 

人は言った。 「ついに、これこそ、わたしの骨の骨。 わたしの肉の肉。」

シェイクスピア  

どうしても気持ちが揺さぶられる相手なのなら、用心して。 じゃないと、簡単に欲望の矢に射貫かれて、危険。

坂井泉水  

あなたを感じていたい 白い吐息の 季節の中で

太宰治  

鉄は赤く熱しているうちに打つべきである。 花は満開のうちに眺めるべきである。 私は晩成の芸術というものを否定している。

武田信玄 

人は城、人は石垣、人は堀。 情けは味方、仇は敵なり。

尾崎豊  

人差指の指先を額につけてみた。 別になんでもないのに笑えた。 淋しい笑いなんだな、と思った。

吉田松陰  

君に仕えて意見が合わぬ時は、 諫死するもよし、幽囚されるもよい。 飢えて死するもよい。

聖書  

神は御自分にかたどって人を創造された。

小野小町 

うたた寝に 恋しき人を 見てしより 夢てふものは 頼みそめてき

坂井泉水 

独り歩く街中が にじんだキャンドルでいっぱい 切なくて

寺山修司  

近代劇の観客にとって俳優は、代理の人間である。 俳優は観客に代わって、もう一つの現実を具現し、 観客の死を死ぬのである。

ソフォクレス 

欺瞞し、裏切る、これ人間生来の心根なり。

大寒 末候 雞始乳  24,1,30~

にわとりはじめてとやにつく 鶏が卵を産み始める頃 【金柑】 一番小さなミカン科の果実。 名前の由来は金色の蜜柑 旬は12月~2月 【二月の行事】 3日 節分 4日 立春 7日 北方領土の日 8日 こと始め 針供養 10日 旧元日 11日 建国記念の日 14日 聖バレンタイ…

尾崎豊

両手で顔をおおってみた。 奪い去るものなど、何もなかった。 街ですれ違った人々の顔、そんなものひとつも覚えていない。 ………そんなことを考えていた。

アントニオ猪木  

限界に挑戦しているとき、 人間の感覚はどんどん研ぎすまされて いくものなのです。

聖書  

悲しむ人々は、幸いである、 その人達は慰められる。

ペトラルカ  

その二つの愛の鍵によって解放されると わたしの魂はこの胸を離れ、きみを追って 大きな思いとともに遠く飛び去る

坂井泉水  

ふるえる口脣 ふさいで 別れ際 言いかけた言葉に もう逢えない気がした

レイモンド・チャンドラー  

チェスと広告業は、 いずれも同じくらい手の込んだ、 人間の知性の無駄遣いだ。

大寒 次候 水沢腹堅  24,1,25~

さわみずこおりつめる 沢の水が厚く凍りつく頃 【水菜】 京都では水と土だけで育てたことから、 水菜と書いて、みずなと。 他の地方では、京菜と呼ばれます。 旬は、12月~3月。 【世自感話】 政治資金の問題は、 派閥ではなく、議員の性根が腐っているのが…

シオラン  

遥かな昔から私は、 この世が自分向きにできていないのを、 どうしてもこの世に慣れることができないのを自覚していた。

尾崎豊  

何を信じればいい?

チェ・ゲバラ  

勝利に向って限りない前進を。 祖国か死か。 限りない革命的情熱をこめて